すぐやる!ためには...行動変容の為のコツ
新年や新年度の始まりにはヤル気に満ち溢れた状態でした。仕事も運動も日々ルーチン化させて1日1日を積み重ねていました。
それを5月の新年号後もずっと保っていたかったのですが...。
しかし、何をやるにも気力が起こらず行動するのも億劫になり最低限度の事をこなすだけで、あとはだらだらしてしまう状況。
これは、「五月病」というのでしょうか(;´・ω・)
心身のコンディションは、年間を通して一定ではないです。
それは、サーフィンに例えるとフラット(波がなく穏やかな海面)でなくジャンク(海が荒れている)コンディションでサーフィンする場合でも波がグチャグチャで乗りこなすのが難しい状態...(自分自身はサーフィンは門外漢です(^^;)。勝手な例えですみません)
そんな時は、自分のやる気の問題だ!!とか、頑張りが足りない!!
とか、人は自分を責めてしまいます。
精神論や根性論で自分を鼓舞させ行動を変容させようとします。
ですが、そういう事を試みてもメンタルが強く自分を意志の力でコントロールできる方ならばよいのですが、私の場合はついつい意志の力が弱いので一時的には成功しても、長期間長続きがしないのです(;´Д`)
そんなときの行動変容の為のコツについて下記の本では記載があったのでご紹介したいと思います。
こちら、前回も紹介させていただいた同業者の菅原先生の著書になります。
本の内容については、脳の仕組みや性質を説明しながら
脳を「すぐやるモード」にもっていく為のコツを紹介しています。
●「やるべきこと」にすぐ手をつけるためには
👉物の置き場所を一定にし、必要なもの以外の余計なものは見せない
何となくそこにあるからやってしまう、食べてしまう...と無意識に行ってしまう行為をあらかじめ見せないことで断ち切ってあげる。
私の場合は、何となくテレビをつけて見始めてしまう。何となくお酒を飲み始めてしまう事がありましたが、見せないことでそれらの何となくの行動を断ち切りやすくなりました。
●「ひとつのこと」を終えた後、「次」にとりかかるには
👉「フィードフォワード型の脳」にする為に、脳が「次の行動」を予測出来るところまでは、「前の行動」を途切れさせずに連続させる
私の場合は、とりあえず食器を一枚洗ってみよう。とりあえず運動するための服装に着替えようと行動すると、意外とお皿を全部洗ってしまったり、運動を行いやすくなったりしました。
●すぐやる集団、すぐやらない集団...「すぐやらない」は伝染する?!
👉「すぐやらない人」の方が伝染力は強い。
真似したい人がいたらその人の近くに身を置き、その人の仕草を脳に真似をさせる
環境の影響は強いので、なるべくレベルの高い方々の集団に身を置くようにとは心がけるようになりました。まずは、真似をするところから始めたいと思います。
●「脳が勝手にやる気になる」言葉の使い方
👉「経験的な言葉」で表出することで、脳が次にどのように動けばよいかシュミレーションしやすくなり、「すぐやる」の引き金になる
自分が経験したことをそのままで完結させずに、その体験を言葉として表出することで、次の時に再現できやすくするようにもっとアウトプットしたいと思いました。
●「やればできる」という言葉でかえって「本気」が出せなくなっていた?!
👉「ここまではできる」と到達点を具体的にし、スモールステップで行動する
これは苦手でよく言うだけ言って行動が途中で挫折しやすいです(;´Д`)
スモールステップで少しずつ実績を積み上げていきたいと思います。
●「すぐやるスイッチ」をすぐ入れる簡単な方法
👉意識的に自分の身体が自然に動く状態になっている時の言葉=「使う言葉」を変えることで、自然と「すぐやる脳」になる
ネガティブでなくなるべくポジティブな言葉を使うことで、前向きな気持ちになり行動しやすい気がしました。ネガティブな言葉を使っている時は、物事や人に対し否定的な事ばかり考え行動が鈍りやすい気がしました。
●行動力が劇的に上がる「触る力」活用法
👉触覚が豊かになると、身体が動きやすくなる
どうしようかなーと悩んでいる時には、頭で考えすぎず、とりあえず動いてやってみる事でうまくいくことがありました。
●「なんとなくいつもネガティブ」の原因は、「脳の慢性疲労」にありました
👉日常の生活を限りなくルーチンにして、筋肉が新しい情報を届けないでも済むようにする
余計な選択で脳を疲労させないようにする。いつも服装を同じものにする。いつも朝食を同じものにする等。かの有名なスティーブ・ジョブズ氏はいつも上下黒の服装を着ていましたがこの様な理由でそうしていたようです。
小さい文字の部分は私自身の体験や私見になります。
思考≠脳 ではないです。
脳の性質を知ることで、脳に支配されずに手綱を引いてうまく自分がコントロールすることができるのです。
という事が、本の中でまとめられています。
長々と読んでくださりありがとうございました。